NEDO 若手研究グラント平成21年度採択テーマから産学連携のための研究紹介

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トピックス NEDO若手研究グラント技術公開説明会
このロゴは2010年10月29日に開催いたしました「NEDO若手研究グラント技術公開説明会」に出展したテーマです
慶應義塾大学
医学部
座間猛 喉頭癌・子宮体癌の迅速診断システム
喉頭癌ならびに子宮体癌に特異的に発現抑制を認めたマイクロRNAの発現プロファイルから、バイオマーカー候補となるメチル化DNAをスクリーニングし、それらの感度・特異度の検証の後、1分子蛍光分析法を用いた血液検体における迅速診断システムを構築します。
東北大学
大学院工学研究科
梅津光央 セルラーゼのナノ粒子表面への集積化により、高機能化が可能となる技術の開発
セルラーゼをモジュール単位で分割し、結合ドメインを3次元的に再編成したセルラーゼを磁性ナノ粒子表面に集積する事により、セルロース糖化工程の革新的低コスト化と、酵素活性を十数倍向上させるクラスター化セルラーゼの技術を開発しました。
産業技術総合研究所
健康工学研究部門
安部博子 ヒト型糖鎖の組み替えタンパク質を作る酵母の開発
組み換えパン酵母を開発して糖鎖結合型のタンパク質を安全かつ安価な製造を目指します。NEDO若手研究グラント技術公開説明会
広島大学
ナノデバイス・バイオ融合科学研究所
池田丈 多項目バイオマーカーの同時・高速測定用の安価なデバイス開発
酵素・蛍光標識抗体を必要とせず、各種バイオマーカー等のタンパク質を同時に高速で検出・定量することを可能とする安価なデバイスを開発する。医療現場へオンサイトで診断結果を提供できる診断装置などへの活用が期待される。
岡山大学
大学院自然科学研究科
瀧真清 N末端を特異的に修飾した蛋白質の人工抗体やPET診断への発展
標的細胞に結合する環状ペプチドとヒト抗体Fc部分との複合体(環状ペプチド抗体,cPv-Fc)は、体内で標的細胞に結合し、後者を捕食細胞の標的にすることが期待できる。本システムにより、従来の抗体療法では実現できなかった革新的医療技術を実現する。NEDO若手研究グラント技術公開説明会
山口大学
医学系研究科
星田尚司 高温発酵により低コストでバイオエタノール生産を可能とする耐熱酵母の開発
エタノール発酵酵母の耐熱性を向上させることにより、バイオエタノールの生産プロセスコストを大幅にダウンさせる酵母開発を推進中。さらに、本研究で開発された高温発酵酵母の改変技術は、エタノール以外の最終生成物の発酵生産にも活用できる技術です。
東京大学
大学院薬学系研究科
寺井琢也 小分子-タンパク質ハイブリッド蛍光プローブを用いた細胞内情報伝達の高感度イメージング法の確立と、創薬研究への応用
細胞内の特定の場所に固定した蛍光小分子を標的分子(タンパク質、金属イオンなど)と選択的に反応又は結合することで蛍光を発生させる、という新たな方法論に基づいたセンサー分子(蛍光プローブ)の開発を行っています。これにより、生細胞中での特定部位で生じる情報伝達の特異的・高感度かつリアルタイムな可視化ができ、従来のアッセイでは評価できない新規の薬理活性を持つ医薬品の創出などを可能にします。
産業技術総合研究所
ヒューマンライフテクノロジー研究部門
小阪亮 曲がり管自体をセンサプローブとして利用した超小型質量流量計の開発
曲がり管自体をセンサプローブとして、曲がり管内の流体に生じる遠心力で発生する管路表面の歪を利用することで、内部の液体にセンサが非接触で流量計測することができる独自の技術を開発しました。血流量計だけでなく曲がり管を有している他の産業分野(マイクロ流路の流量計や燃料電池における水素の流量計など)への応用も可能な計測技術であります。NEDO若手研究グラント技術公開説明会
大阪大学
大学院工学研究科
岡澤敦司 寄生植物の多糖類が関与か
〜発芽過程のメタボロミクスに基づいた寄生雑草に選択な除草剤〜
 
東京農工大学
大学院工学研究院
池袋一典 アプタマーの機能を飛躍的に向上させる in silico maturation
アプタマーは一本鎖の核酸で、抗体同様、特異的に標的分子に結合する。
抗体と異なり、試験管内進化法で作製できるが、今回、コンピューターを用いた核酸配列進化法による機能の最適化に成功した。
 
東京医科歯科大学
脳統合機能研究センター
味岡逸樹 100年来の定説〜成熟神経系細胞は増殖しない〜を覆し、さらにその応用へ
中枢神経系の神経細胞の大量増殖培養技術の確立により神経回路網の再生が可能となります。脳梗塞、アルツハイマー病等の再生医療の可能性に通じます。移植するための担体材料・固定化技術の開発とそれらを応用した神経系医薬開発のスクリーニングシステムの構築が可能です。
 
産業技術総合研究所・中部センター
先進製造プロセス研究部門
稲垣雅彦 骨粗鬆症用の人工骨・関節デバイスに利用できる植物由来の骨再生物質
植物由来の物質ハルミンまたはアセロゲニン類縁体は高い骨再生能を有します。これらは食経験があり人体に対して比較的安全性に富む骨再生化学物質です。骨粗鬆症患者に適用できる画期的な整形外科医療デバイスです。NEDO若手研究グラント技術公開説明会