NEDO 若手研究グラント平成21年度採択テーマから産学連携のための研究紹介

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ナノテクノロジー・新材料

トピックス NEDO若手研究グラント技術公開説明会
このロゴは2010年10月29日に開催いたしました「NEDO若手研究グラント技術公開説明会」に出展したテーマです
東京農工大学
大学院 共生科学技術研究院先端物理工学部門
上田真也 次世代の電子・磁気薄膜デバイス開発を可能にする蒸着レート精密制御分子線エピタキシー(MBE)成長技術
蒸着レート制御MBE成長技術は、多元系化合物(太陽電池、超伝導、熱電材料など)の高品質薄膜作製に大変有効です。本研究グループでは、2008年に新しく発見された鉄系超伝導体によるデバイス作製の基盤技術開発の一環としてこの技術を確立し、従来の成膜法では得られていないSr1-xKxFe2As2やBa1-xKxFe2As2、SmFeAs(O,F)の超伝導薄膜成長に世界で初めて成功しました。
東北大学
金属材料研究所
仲井正昭 曲げ変形応力を受けた箇所だけが弾性率が高くなる医療用チタン合金の開発
施術中の医師によって応力が加えられた場所に限って、応力誘起相変態を起こし、部分的に弾性率が上昇しながら、骨類似の低弾性率を保ったチタン合金を開発しました。
 
東北大学
多元物質科学研究所
植田滋 高炉用高反応性炭材でCO2の削減
銑鉄を製造する高炉プロセスにおける含炭塊成鉱中の高反応性炭材の鉄触媒担持法に関する技術開発で、炭材の反応性を向上させる技術です。
 
群馬大学
大学院工学研究科
半谷禎彦 高機能なポーラスアルミを容易に製造できる方法を開発
摩擦攪拌接合法を使用し、母材のアルミ合金中に発泡剤である水素化チタン粉末を分散させたプリカーサを製造し、加熱発泡させることにより、高機能な発泡体が得られます。NEDO若手研究グラント技術公開説明会
 
九州大学
稲盛フロンティア研究センター
木村崇 大容量化と低消費電力を持つ次世代磁気記録を担うスピントロニクス技術
電荷の流れを伴わない純スピン流注入の要素技術を確立した。これを活用して次世代書き込み磁気ヘッドの実現を目指している。さらに純スピン流制御技術を応用した新規ナノエレクトロニクス・デバイスへの展開を探求している。
 
東京工業大学
大学院理工学研究科
小西玄一 新しい透明樹脂:高屈折率、リフロー対応、透明接着剤等への展開
高屈折率・低複屈折の新しい透明樹脂(新型フェノール樹脂)の研究です。高分子ブレンド、接着剤、熱硬化型の透明材料として期待できる素材です。その他、有機・無機ハイブリッド型の高屈折率樹脂や高性能アクリル樹脂などの研究も行っています。
 
東京工業大学
大学院総合理工学研究科
舟窪浩 高温環境下で安定した性能のセラミックコンデンサーの開発
自然超格子構造を有するビスマス層状誘電体群について積層方向のc軸方向の誘電性に注目し、室温から約500℃まで結晶相転移がなく安定したセラミックコンデンサーです。
 
豊橋技術科学大学
電気・電子情報工学系
武藤浩行 任意の構造と特性をデザインできる、ナノコンポジット創製方法を開発
粒子、繊維、基板を別の微細粒子またはナノファイバーで被覆できるといろいろな用途が考えられますね。これが簡単なプロセスで実現できます。材料の種類、サイズを問わず、低コストで高性能規制複合材料が製造可能です。NEDO若手研究グラント技術公開説明会
 
徳島大学
大学院ソシオテクノサイエンス研究部
森賀俊広 5つのエコロジーな元素からなる赤・緑・青顔料の開発
環境に負荷を与えない元素La,Ti,Sr,O,Nからなる赤・緑・青色の無機顔料を開発しました。これらの元素比を変えることにより、様々な色合いの無機顔料が製造できます。
 
東北大学
金属材料研究所
千星聡 ベリリウム銅合金を凌駕する高強度・高導電性チタン銅合金
チタン銅合金を水素雰囲気中で熱処理(時効)することにより導電性を著しく向上できる。時効温度、時間、水素圧等を制御することにより、導電性と強度のバランスを多様に制御できる。
 
大阪大学
大学院工学研究科
高野和文 超安定・超強力プロテアーゼの実用化
通常の酵素では失活する80〜100℃の高温域とアルカリ領域で酵素活性が高く保持され、さらに、界面活性剤に対する耐性があります。
 
岐阜大学
工学部
機械システム工学科
高橋周平 熱出力5Wの点熱源として使用できる超小型燃焼器
触媒ペーストを焼結させた多孔質触媒層を用いて高温(約1000℃)を発生できる小型燃焼器(1mm3程度)を開発しました。ガスライター並みの燃料があればいつでもどこでもエネルギー源として使用できます。
 
産業技術総合研究所
先進製造プロセス研究部門
馬場創 安価な製造装置で高性能なシート状熱電発電モジュールを容易に実現
エアロゾルデポジション法により、従来の物理気相成長法(PVD法)や化学気相成長法(CVD法)と比べて非常に安価な装置で大面積の基材上でもシート状熱電発電モジュールを容易に実現でき、熱伝導率κが小さいことから優れた熱電変換性能が期待されます。NEDO若手研究グラント技術公開説明会