有望技術紹介

31 人工知能画像検査システム

株式会社 ミラック光学
はこだて未来大学とミラック光学が(株)AIハヤブサを設立し、人工知能画像検査システム「AIハヤブサ」の開発と実用化を進めてきた。

機械学習機能にAI機能をプラスした画像処理に特化している。ユーザサイドで画像データを学習させる作業などは不要で、納入後すぐに検査を行える。検査業務における顧客の以下のようなニーズや課題に対応が可能である。
 1)誤判定が多く困っている・・・光学技術とAI画像処理を組み合わせて検査精度を改善
 2)人手不足、危険な作業からの解放、品質管理体制の改善等

【本技術の特徴】
① カスタムメイドで製作するタイプのソフトウェアで学習作業不要で、導入後すぐに検査を行える。
② 製品の基本はソフトウェアであるが、ハードウェア含めたトータルシステムでの提案も可能。
③ 一般の画像検査ソフトウェアでは判定が困難な「官能検査」に頼る微妙な判断を正確に行える。
④ 一般の画像検査ソフトウェアでは識別が困難である「色ムラ検査」も検査が可能である。
⑤ 対象物の3D形状を高速・高分解能で測定できる。

【本技術の応用事例・想定用途】

チップマウンター用画像処理や高精度半導体製品の欠陥検査で以下の効果がある

1)不良誤検出の減少

2)検査時間の短縮

3)異物除去ラインの人手不足解消

本技術と企業の説明PDFのダウンロード

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