有望技術紹介

01 超小型IoTセンサーモジュール

エレックス工業株式会社
5.2mm×9.0mmの極小基板に7種のセンサーとBLE、MCUを搭載した、極小型、低消費電力のIoTセンサーモジュール µPRISM


【本技術の概要】
エレックス工業は、わずか5.2mm×9.0mmの人の指先に載る極小基板に7種のセンサー(加速度、地磁気、温度、湿度、気圧、照度、紫外線)と無線通信プロトコルであるBLE(Bluetooth Low Energy)モジュール、ARMのMCUを搭載した極小型IoTセンサーモジュール「µPRISM(マイクロプリズム)」を開発した。低消費電力なのでボタン電池で1年以上稼働する。

【本技術の特徴】
専用のアプリをスマホにインストールするだけで簡単に使い始められる。
① 5.2×9.0×3.5㎜の極小サイズで様々な機能を組み込める
② ボタン電池でも1年以上稼働させることが可能な超低消費電力
③ 計測したデータを内部メモリに記録することで通信環境がない場合でもセンシングが可能
④ 計測間隔の設定が可能
⑤ 専用アプリとの連動で計測結果を数値やグラフで確認することができる
⑥ 2.4v~5.25Vの幅広い電源電圧で動作が可能

【本技術の応用事例・想定用途】
超小型、低消費電力のµPRISMは、複数のラインナップを揃え、多くの分野で活用が拡大している。
① ヘルスケア: 見守り対象者の遠隔見守りサービス
② 製造 : 工場などの生産ラインの各装置・機器の異常検出による遠隔監視
③ 農業 : 農地の状況や作物の環境データを利用した、作物の効率的な生育管理
④ 物流 : 温度管理・異常監視による運搬中の品質保証、物品の盗難や損失防止

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