有望技術紹介

54 水濡れ・ムレを検知する織物

住江織物株式会社
導電糸を経緯方向に織り込み、導電糸と吸水速乾糸を工夫することで、水が濡れた際に反応する布を開発した。

【本技術の概要】

住江織物㈱は、独自構造のカバーリング導電糸を経緯方向に織り込み、導電糸と吸水速乾糸を工夫することで、水に濡れた際に電気が流れる布を開発した。既存の水濡れセンサーモジュールでは難しかった広い面積にわたっての水濡れ・ムレ検知が可能となり、介護用ベッドなどで利用することに成功した。水濡れ・ムレ検知は、通常、吸水速乾糸が絶縁層となり電気が流れず、水が濡れた時のみ電気が流れる仕組み。

【本技術の特徴】

① 微少の水漏れでも、わずかな電流値の変化で水濡れを検知することができる。
② 柔軟性、耐洗濯性を有し、ベッドカバーなどの広い面積に対応可。
③ 水蒸気も検知するため、ムレ検知システムとしても応用可能。

【本技術の応用事例・想定用途】

1.産業用途
肉眼で見わけがつきにくい微少な水漏れ、希に発生する水漏れでも、高感度で検出できる。工事現場や製造工場の周辺機器の水漏れ、水圧試験、各種水系液体の漏れ検査用に応用可能である。また、センサー部の生地・布を乾かせば、再度、使用できるので経済的である。
2.ケアサービス
当社が開発した水濡れ・ムレの検知布「ウェットセンサー」および室内環境全体のにおい成分の違いを検知するコアの「においセンサー」を組み合わせたシステム「Swetty」を利用し、病院や介護施設での困りごとの1つである「排尿・排便」の気付きと迅速なケアサービスの実現を支援する。

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