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 株式会社 IBLC

つくばグローバル・イノベション推進機構「つくばにおける新たな研究開発テーマの発掘・企画のための仕組みの構築」

つくばグローバル・イノベション推進機構「つくばにおける新たな研究開発テーマの発掘・企画のための仕組みの構築」

2014年2月7日〜2014年3月14日

このたび、IBLCは三菱総合研究所と共に、筑波大学 つくばグローバル・イノベション推進機構に対し、「つくばにおける新たな研究開発テーマの発掘・企画のための仕組みの構築」に係る委託業務を実施しました。

1)全体概要

昨年度は「つくばを変える新しい産学官連携システムの構築」のプロジェクトで、つくば地区の複数の研究機関から、研究テーマを抽出し、事業化へ向かうための支援プロセスとして、各機関毎に行って来た産学連携への取り組みの枠を越えて、産業界に広くPRし、実用化への接点を探る活動として、ホームページでの技術紹介を行い、また産学マッチングイベントを開催して、研究者と企業の技術担当者との直接のコンタクトの機会を作りました。
本プロジェクトでは、つくばにおいて新たな研究開発テーマを発掘・企画するための手法として、複数の分野について、フューチャセッションを開催し、課題の抽出と掘り下げを行い、新たな視点を見いだすことを試みた。

2)対象分野の抽出

■フューチャセッション1:クルマの自動運転時代の産業・社会

「クルマの自動運転時代の産業・社会」は、今後10数年後に我が国が当然活用しているべき技術であり、これが産業や社会のありかたどういう効果、影響をもたらすかという視点で検討し、そこからみえる課題を抽出する。この技術の活用には技術開発だけでなく公道での実験や、社会に於ける利用実験が必要になるが、つくば国際戦略総合特区は、ロボット特区にもなっており、かつ道路環境も適している。自動車研究所を初めとする関連する研究機関が協力して課題解決を研究する環境がある。

■フューチャセッション2:農・食・健康の未来

「食・農・健康の未来」は、我が国にとって食料自給率の改善、食の安全性などの点で常に重要なテーマであるが、今後はTPP問題を初め、さらに重要性が増している。最近は植物工場など農業への他の産業技術を活用する機運も高まっており、新たな視点で、さまざまな方向から検討すべき領域である。茨城県は農業立地県でもあり、つくば地区に於いては、農研機構の各研究所を初めとする関連する技術リソースがある。

3)フューチャセッションの試行

上記対象分野について、つくば地区の研究機関などおよび他の地域・ジャンルの方々を集めたワークショップをそれぞれ2回開催し、議論を重ねた。 「クルマの自動運転時代の産業・社会」については、自動運転が普及した時の社会のイメージと課題、普及迄の過程での問題点・対策等の議論が様々な視点から行われ、いくつかの課題が抽出された。「食・農・健康の未来」については、健康と食べ物に関わる話題を抽出し、健康状態の検出や、健康アシストについて未来社会に向けた提案を考えた。  その結果はすぐに研究テーマにまでは昇華できなかったが、複数のモデルが提案され、このようなプロセスについての方法論、課題が見いだされた。

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