Idea Bank Liaison Company

 株式会社 IBLC

平成23年度NEDO若手研究グラント助成研究者の産学連携支援委託事業

2011年10月1日〜2012年3月18日

 昨年、弊社はNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)からの委託で「若手研究グラントにおける研究テーマの実用化に向けたガイドラインの策定および実効的マッチング支援事業」を実施しました。本事業では、企業の皆様には多大なご協力をいただき、若手研究者向けのガイドラインの策定ならびに大学等研究者とのマッチングなど、大きな成果を挙げることができました。この成果報告書がNEDOから公開されましたのでお知らせいたします。ご関心のある方はご覧いただければ幸いです。

<事業概要>

 産業技術研究助成事業(若手研究グラント)では、産業技術力強化の観点から、大学等の若手研究者が取り組む産業応用を意図した研究開発を助成することにより、産業界及び社会のニーズに応える産業技術シーズの発掘・育成や産業技術研究人材の育成を主たる目的として推進している。一方で、若手研究者は、自らの研究成果を産業社会に活かしたいと考えているが、産業界へのチャンネルや産学連携の経験が乏しいため、産業界へのアプローチの仕方や取り組み方、そのための事前準備など、産学連携を推進する上で、多くは手探りの状況となっている。

 本委託事業は、若手研究者の研究成果が産業界に活用されるように企業経験をもつ専門家が支援するものである。そのために第一に、産業界にアプローチする前に留意すべき事柄を体系的にまとめた「産学連携ガイドラインの策定」の策定を行うこととし、平成23年度の若手研究グラントに採択された研究者にそのガイドラインの考え方に基づき、産業界からより期待される研究目標・内容にし、さらに、企業とのチャンネル作りを支援することで今後の産学連携への道筋を付ける「産学連携支援活動」を第二の目的とした。

 「産学連携ガイドライン策定」では、過去の産業技術研究助成事業(若手研究グラント)を修了した助成研究者にその後の状況をアンケート調査するとともに、ヒアリング調査を実施した。また企業側の意見、見解を調査するため、様々な業種から産学連携に熱心な企業を選び、ヒアリングを行った。それらの情報に加えて、企業での産学連携を経験してきた担当者の経験を元に、研究者にとって必要な情報、わきまえるべき事柄を集約して、ガイドラインとしてまとめた。さらにこれらの項目が達成されているかを自己点検できるチェックシートを策定した。これを若手研究者が手軽に見てもらえるようにコンパクトにまとめた。

 「産学連携支援活動」では、対象となる平成23年度採択テーマの助成研究者のうち産学連携支援を希望する研究者に対し、委託事業者の専門家が直接インタビューして研究内容や特徴を把握するとともに、産業界から見てわかりやすく魅力的な研究紹介資料を策定し、ウェブに掲載して全国へ発信した。さらに、委託事業者の有する企業ネットワークを通じて企業の研究企画部門や産学連携のキーパーソンに直接周知した。 また、新たな技術シーズや産学連携を求める企業と研究者が直接対話・質疑ができる「NEDO若手研究グラント 産学連携マッチングデー2011」を企画し東京および大阪で開催した。これは上記の企業ネットワークやプレスリリースを通して広くアナウンスし、企業担当者の参加を促した。 個々の研究テーマに関しては、研究成果の活用可能性や応用分野への展開可能性が見込まれる企業に紹介するとともに、関心を示した企業に関しては、当該研究テーマを担当する専門家が直接企業に訪問し、研究内容の紹介や特徴を説明、訴求した。その中から研究者との面談を希望する企業に当該研究者との面談をセッティングし、産学連携への道を拓いた。

<産学連携支援スキーム>

技術紹介サイトおよび産学連携マッチングデー2011のサイトはこちら…

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