IBLCはリエゾンカンパニーとしてヒューマンコーディネーションをコアに、我が国の技術開発や事業開発を支援し、産業社会ならびに地域経済の活性化に寄与することを目的としています。

会社情報

IBLCとは

IBLCの成り立ち

株式会社IBLC(アイデア・バンク・リエゾン・センター)は産学連携を支援するリエゾンカンパニーとして、1999年に設立しました。

IBLCの前身である株式会社ニュースで産学連携支援事業を開始したのは1994年です。
90年代最初の頃はインターネットが普及していなかったこともあり、大学研究室の情報がなかなか産業界に届かず、多くの企業からの要望もあって、全国規模の大学研究室のデータベースを構築することからスタートしました。
当初、国公立大学の工学系から作り、1995年に元東京大学総長の有馬朗人先生(現、IBLC最高顧問)を編集委員長として「全国国公立大学研究室名鑑(工学系編)」を出版しました。本名鑑は大企業の研究開発部門を中心に購入していただきました。
その後、分野を工学系から理学系、農学系、薬学系、医学系、そして、私立大学、国研へと拡げ、1997年までに約3万人の研究者のデータベースを独自に構築しました。

その頃、通産省のTLO構想(技術移転機関)が立ち上がり、大学の研究成果を特許化し企業に技術移転していく流れはできて行きましたが、企業の方の多くの意見は、大学に期待しているのは特許だけでは無く、初めに企業としての課題があって、その課題を解決するために大学の知恵や技術を活用していきたいというものでした。
そこで、私たちは大学の中にあるTLOやリエゾンオフィスとは異なり、産業界のニーズに立脚したリエゾンカンパニーをコンセプトに、1997年に当時の産学連携支援事業部を「アイデア・バンク・リエゾン・センター」に変え、ウェブ上での研究者データベース検索サービス(有償)を開始しました。この検索サービスは大企業30社を対象に利用していただくとともに、企業から出されたニーズに適した研究者を私たちが調査およびコーディネーションを行うサービスと併せて、双方向で進めて行きました。
そして、このビジネスモデルを本格的に事業展開するために、1999年に「アイデア・バンク・リエゾン・センター」を株式会社ニュースから独立させ、現在のIBLCとなりました。

IBLCの設立後と現在

その後、研究者のデータベースは3万人から4万人、5万人へと拡げ、我が国最大の研究者データベースを構築しましたが、個人情報の問題等で2002年にウェブでの検索サービスは完全にクローズドしました。それ以降は、企業からのニーズに基づきIBLCが研究者の調査や評価、コーディネーションを行うサービス(有償)として実施しています。
IBLCのユーザーは研究開発部門を持つ企業が多く、そこからのニーズは産学連携にとどまらず、「このような技術を持っている企業はないか、このようなことができる企業はないか」など、開発や事業における委託先や連携先を探索する企業間連携ニーズへと広がり、企業同士を結び付けるリエゾンサービスとして定着しています。

IBLCはニーズに立脚したリエゾンカンパニーとして大きな特徴があります。
それは、IBLCが抱えている「人材」です。
このようなサービスを展開する上で企業のニーズに迅速かつ的確にどのように対応していくか、特に研究開発に係わるニーズは専門性が高いこともあり、そのためにIBLC内部に経験豊富な人材を抱える必要性がありました。そこで、各分野の企業経験者(OB人材)を揃え、ニーズに対応する体制を構築しています。(現在、200名以上)
企業において技術開発や事業開発の経験を持つ専門家(エキスパート)を多数揃えていることで、2006年頃から大手の素材メーカーや化学メーカーから開発素材の用途開拓に関するニーズが集まり、それを機会に、各分野のエキスパートが持つ知恵やネットワークを活かした技術・市場動向調査やコンサルティングのサービス(有償)を実施しています。

現在、500社以上のユーザーがあり、その多くはメーカーの研究開発部門や新規事業企画部門です。
最近の企業のニーズ傾向は、以前のような直近的な目の前の課題よりは「これから先の開発テーマをどのように探索するのか」「開発した技術の用途をどのように見つけていくのか」「新規事業の方向付けをどのようにしていくのか」など、中長期に目を向けた課題が多くなってきました。特に、これから将来に向けて自社のコア技術や要素技術を使って新たな分野へ出ていくことや横展開を検討したい場合、内部の知見や情報に限定せず、外からの視点や発想・アイデア、客観的な評価を取り込み、内部に新たな気付きや切り口、ヒントを得たいという動きが活発になっています。

このような背景の中で、IBLCへの企業からのニーズ件数は年々増えております。

IBLCは新規開発テーマの探索や開発技術の用途開拓、新規事業の企画・方向付け、外部連携先の探索などで外部の知恵やネットワークを活用したいと考えている企業に対し、経験豊富なエキスパート集団が課題解決やイノベーション推進に向けた支援を行っています。

IBLCの今後

今後は、大学や地域が持つシーズの実用化・産業化を目指した支援やプロジェクトの企画立案など活動領域をさらに拡げていきたいと考えています。

IBLCは日本唯一のリエゾンカンパニーとしてヒューマンコーディネーションをコアに、これからの技術開発や新規事業展開のご要望に応え、我が国の産業活性化に寄与して参ります。